こんにちは~
前回あつあつのカップルのあつあつな夜を邪魔して
寝床を確保したんですが、結局野宿をすることに
お家がよかったのになぁ
「よく眠れないなぁ~」
もともと外で寝るのがあんまり得意じゃないのもあるけど
今日はなんだか背筋がぞわぞわするんです、風邪かなぁ
うぅーん、寝る努力をしてもうまく寝付けないところに
なんとも嫌な予感がしてはっ!目を開けると
『単に運がよかった』
ナレーション君ひどくない、わたしはちゃんとさっきで目が覚めたんだよ!
そうなんです、仲間だと思っていたアスタリオンがわたしの寝込みを襲ってきたんです
ずっと仲間(主に悪行専門)だとおもっていたのに
狙いはこの魅力全振りのわたしの身体だったってこと!?
「ぶちころがしますわよ!」キッ!と睨みつけてやると
アスタリオンが言い訳をしてきました。
『俺は信用できる相手だ!』
あーこれわたし知ってます。詐欺師は自分の事信用できるっていうやつ
本音は
「消えて。次に会ったら殺してやる」なんですが
アスタリオンはわがPTの悪行担当。これまでの悪行で集めた
沢山のレアアイテムやお金も持っているのでちょっと言いにくい・・・
『ヴァンパイア。赤い渇きの奴隷だ!』
ナレーター君が言うには、
彼はヴァンパイアで定期的に血を摂取しないと駄目な体質らしい
いままではその辺の獣をチューチューしていたようなんですが
ついに我慢ができなくなって、PTで一番の美女のわたしを狙ったと・・
『頼む。ほんの一口でいいんだ。本当だ』
これってあれだよね、ほらよく聞くやつ
「先っちょだけ!先っちょだけだから!」
あ~もぉ、本当すっごく嫌なんだけど
彼はPTの悪事担当だから・・、彼が抜けるととても困るのが・・
「…はぁ、しょうがない。先っちょだけだよ?」と
めっちゃため息をつきながら応じたのですが。。
『赤子のように優しくしよう』
あぁーこのむかつく笑顔。絶対最後までする気だこいつ!
悪い男にまんまとだまされた感じだよ。。
まぁここまで来ちゃったらしょうがない、わたしも大人ださっさとこーい
『ごめんむり、もうやめて』
速攻で説得して終わりにしてもらいました。
それでも血液をちゅっちゅ出来てアスタリオンとしては満足だったようです
これ明日からどんな顔して冒険すればいいんだよぉ
というわけで朝から最悪な一日でした。つづく